用語集


企業短期経済観測
日本銀行が年4回行っている経済の先行き等に対する企業アンケート調査結果をまめたもの。
金融派生商品
株式や債券、為替などを元にして生まれた金融商品。
機関投資家
株式をはじめとする有価証券への投資による収益を主な収益源とする法人形態の投資家。
企業業績
企業の売上高や利益などのこと。
企業統治
企業経営のチェック機能をどこに求めるかということ。
企業内容開示制度
株式の募集・売り出しの際に義務付けられる企業内容に関する開示制度。
企業分割
企業が機動的に組織を再編し、効率的な経営を可能にするために事業部門を分離・独立させる方法。
議決権
株主が株主総会で各種の決議に加わる権利。
期日圧迫
信用取引の決済期日近くに出る売りが株価の上昇を抑えたり、下落の圧力になること。
期日売り
信用取引の決済期日近くに出る売り。
期日向かい
信用取引の決済期日近くに出る売りで株価が軟調でも、期日が終了すれば株価は上昇するだろうと見込んで、期日明け前に先回りして買うこと。
基準価格
投資信託ファンドのある時点での1口(公社債投資信託は1万口)当たりの時価。
規制基準
行き過ぎと思われる投機(過当投機)を規制するため、証券取引所が行う信用取引の規制に関する基準。
規制銘柄
日々公表銘柄に指定後もなお投機化が進んだ時、証券取引所は一段と信用取引の規制を強化しますが、この措置を受けた銘柄のこと。
北浜
大阪証券取引所の所在地で、大阪証券取引所(大証)またはそれを中心とする証券街の別名。
期日償還
債券で、償還期限前に返すこと。
基調転換
株式市場において、相場の大きな流れ(基調)が変わること。
記念配当
企業にとって記念すべき時期に、通常の配当に加えて行われる配当。
稀薄化
発行済み株式数の増加によって、1株当たり利益(EPS)の減少を招くこと。
既発債
すでに発行され、債券の流通市場で不特定多数の投資家によって売買されている債券。
気迷い〈気迷い人気〉
相場が先行き上昇するか下落するかの見通しがつけにくく、市場参加者の大半が迷っている状態。
決め商い
投資家の成り行きの買い(売り)注文に対して、証券会社の自己売買部門が、指し値で売り(買い)注文を出して商いを成立させること。
逆ウォッチ曲線
株価にプラスして出来高(売買高)も分析材料に使うチャート分析手法。
逆ザヤ
当然高くてよい銘柄等の値段のほうが、当然安くてよい銘柄等の値段よりも安い状態のこと。
逆指し値〈逆指し値注文〉
株式を売買する際、買い(売り)注文で指し値を時価よりも高い(安い)値段で出すこと。
逆張り
相場の流れに従って売買するのが一般的ですが、その逆の投資手法のこと。
逆日歩
信用取引で株不足が生じた時に、生保など金融機関から借り入れる株式の調達料。
逆粉飾
会社が決算において利益を実際より小さくみせること。
キャッシュフロー
税引き利益に減価償却費を加え、配当および役員賞与を差し引いた金額。
キャピタルゲイン
株式などの有価証券、その他の資産を売却することによって得られる利益。
旧株
すでに発行している株。
共益権
株主権のうち、株主全体の利益に影響するもの。
強弱観
相場の先行きに対する見方のこと。
業績相場
企業業績の好転や向上に伴って株価が上昇する相場。
急騰
株価が急速に大きく上げること。
急反発
下げていた株価が一転して大きく値上がりすること。
急反落
上げていた株価が一転して大きく値下がりすること。
急落
株価が急速に大きく下げること。
金融監督庁
金融機関に対する検査・監督の業務を行う機関。
金融クロス
クロス商いのうち、株を手離す側が資金繰り・資金調達を目的とするもの。
金融相場
金融緩和やカネ余りを背景に上昇する相場。
金融ビッグバン
1996年?99年にかけて集中的に進められた日本の金融・証券市場制度の大改革。
金融持ち株会社
金融関係の企業において、他の企業を支配するためにその株式を持つことを目的とする会社。
金利敏感株
株価が金利の変動や金融情勢の変化に敏感に反応する株。
希薄化防止条項
転換価格や行使価格を下回った株価で新株が発行された場合、転換価格や行使価格を引き下げることができる条項のこと。
競争売買
売り方と買い方が1カ所に集まり、お互いに値をせり合って一致した売値と買値について取引を成立させること。
業務隔壁
銀行業務と証券業務の兼営で生じる不正取引を防止するために設けられる規制。
玉締め
信用取引において、買い方が信用期日に現物を引き取る姿勢を明確に打ち出し、カラ売りを行っている投資家に踏み上げさせる戦法。
玉整理
信用取引の売りと買いが急増した時点で、徐々に売り方が買い戻しに、買い方が売り戻しに動くこと。